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転職お役立ち記事

転職するのにかかる費用について

転職活動をはじめておこなう方にとって、どれぐらいのお金がかかるのかについて不安に思う方は多いでしょう。しかし、結論から言うと転職にそこまで大きな費用はかかりません。うまくやり繰りをすることで、かなりの節約をすることが可能です。とはいえ、まったくかからないというわけではありませんので、ある程度の出費は覚悟しておいた方が良いでしょう。あらかじめ出費を把握しておくことで、金銭面の不安をクリアにしておきましょう。

金銭面の不安をなくすことは、転職活動において重要なメンタルバランスの維持に重要な要素となります。お金の不安から、本当に希望しているわけではない転職先に焦って決めてしまうなど、後悔が残る転職活動をするのは避けたいものです。では、具体的に転職活動をおこなう際にかかってくる費用について、具体的にみていきましょう。

転職エージェントへの登録はお金がかからない

役員面接で失敗しないために

転職活動をおこなう際には、転職サイトに登録するなどして、求人情報を集める必要があります。この際、転職サイトのほかにも、転職エージェントに登録することで、求人情報を紹介してもらうという方法もあります。

転職エージェントへ登録し、さらに一度面談やエントリーシートで情報を登録しておけば、あとは転職エージェントがそれに基づく求人情報を定期的に提供してくれます。

自分で求人情報を探す手間もありませんし、転職エージェント経由でしか応募することができない非公開求人がありますので、是非登録しておきたいところです。

こうした大変ありがたいサービスを提供してくれる転職エージェントですが、基本的に利用料は無料になります。これは、転職エージェントの収益が、人材が欲しい企業によってまかなわれていることに起因します。

おかげで、転職活動をおこなう身としては、初期投資をおこなわずにスムーズにはじめることができるわけです。ちなみに、各種ポイントサイトや大型ECサイトを経由して登録すると、ポイントがもらえるサービスも存在します。小さなエージェントだとしつこく電話がかかってきて困るといった声はありますが、ほとんどの会社は良質なサービスを提供してくれるので、安心して登録、利用してみましょう。

意外にかかる費用とは

さて、転職の情報収集自体にはほとんどお金がかからないことがわかりましたが、実際の転職活動自体の費用はどうでしょう。転職活動を開始すると、履歴書を作成、送付し、服装を整えて面接に出かけることが必要となります。応募書類の作成や交通費はその都度お金がかかります。

交通費については、遠方の会社まで面接を受けにいく場合、意外な費用となってしまうことがあります。地方によっては、条件を満たすと公共交通機関の割引をおこなってくれる場合がありますので、一度調べてみてください。電車の費用だけでなく、緊急事態が発生してタクシーを使ってしまうことも想定されます。時間調整のために喫茶店を使うこともあるかもしれません。予想外の移動に関する費用は必要なものと割り切って考えるようにしましょう。

また、応募書類についても、プリントアウトやコピー、送付といった操作にはその都度お金がかかります。費用は、プリントアウトよりもコピーの方が安いため、並行して応募している場合などはコピーを活用することで節約することができます。両面コピーをおこなうという手段もありますが、これは応募書類としてはあまり適切ではないため、避けた方が無難でしょう。

面接はスーツで行くことがほとんどです。すでにスーツを持っている人は心配ありませんが、新調する場合はかなりの出費となってしまいます。かばんや靴も同様です。歩くことが増えるので、靴底の修理も必要となってくるかもしれません。面接での印象を左右することなので、服装に関する出費も考慮が必要です。

転職決定後にかかる費用があることも

無事に転職先が決定したあとも、さまざまな手続きが発生します。この手続きのなかで、費用が発生する場合があります。例えば、入社時研修などで、遠隔地に出張した場合。

この場合は、交通費と宿泊費が必要になります。また、入社前に健康診断を受けておくように指示される場合もあります。健康診断については健康保険が適用されませんので、高額な費用となる場合が多いので注意が必要です。

こうした場合の費用については、ほとんどのケースにおいて、立て替え払いとなり、後から会社から戻ってくるお金となります。しかし、一時的にとはいえ、それなりの額のお金が必要になりますので、念頭に置いておくに越したことはないでしょう。

また、すべての企業が立て替え金を支払ってくれるとは限りません。立て替え金があると思っていたのに実は自己負担だったとなると、思わぬ負担が発生します。入社が決まって会社から手続きに必要な事項の提示があったら、費用は誰が負担するのかについてしっかり確認しておくようにしましょう。

余裕をもった転職活動のためにも、なるべく在職中に転職活動を

転職活動自体は長引かなければ金銭的な負担はそこまで大きくはありません。とはいえ、転職活動の前に退職をしてしまい、収入がない状態で転職活動をおこなうことはあまりおすすめできません。金銭的な負担は軽いといっても、ある程度の負担は発生しますし、何より人が生きて行くためには生活費が必要です。

収入がなく、貯金がジリジリと減っていくという状況のなかで、安定したメンタルで転職活動をおこなうのはかなり難しい行為です。最終的に良い選択を掴み取るために、単純に数値としての経済的数値を見るだけでなく、それを支える自らのメンタルヘルス管理も怠らないようにしましょう。