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独身の転職者には大きなメリット!?社員寮や家賃補助のある就職先の探し方

地方在住の人の中には、実家を離れて都市部の企業で働いてみたいと考えている人も多いでしょう。その際には、社員寮のある会社がおすすめです。都市部では家賃が高いため、社員寮の有無で生活のゆとりにかなり差が出るでしょう。ここでは社員寮や家賃補助のある就職先の探し方について説明していきます。

募集要項などに記載されている

募集要項などに記載されている

転職を検討している人は、良さそうだと思った会社の募集要項に目を通してみるでしょう。募集要項には、給料や休日などの労働条件が記載されていて、その中に福利厚生の項目があります。社員寮や社宅などを設けている会社の場合には、そこに「社員寮あり」などの記載がされています。

転職活動をしていて、福利厚生に「社員寮あり」の記載のある会社をあまりみたことのないという人もいるかも知れません。探し方が良くないのかと思っている人もいるでしょう。規模の小さな企業では社員寮や社宅を設けることは難しい現状にあります。そのため、社員寮や社宅のある職場で働きたいのであれば、なるべく規模の大きな会社を中心に転職活動をしてみるといいでしょう。

従業員数が概ね500人以上の会社なら、社員寮や社宅を設けている企業が多いです。また、主に中小企業などで会社が通常のワンルームマンションやアパートなどを借りて社員に住まわせる借り上げ社宅という形態を採っているところもあります。

社員寮や社宅の家賃の相場は、周辺の家賃相場の半分くらいです。建物が古いともっと安い場合もあります。社員寮によっては食堂を設けていて、朝食と夕食が食べられるようになっているところも多いです。ひとり暮らしだと、コンビニ弁当中心の食生活をして栄養が偏ってしまう人もいますが、食堂付きの社員寮なら健康面で安心できるでしょう。社員寮は会社に比較的近い場所にあることが多いため、通勤も楽です。

ただ、社員寮によってはお風呂やトイレが共同のところや、2人で相部屋になっているところもあります。そのような社員寮の場合、家賃もかなり安めであることが多いです。1ヶ月数千円程度の家賃で入れる社員寮もあります。

社員寮や社宅がなくても、家賃補助や住宅手当という形で住宅に関する福利厚生を行っている会社も多いです。これは家賃の一部を会社が補助してくれる制度で、会社によって金額は大きく異なります。安いところだと毎月数千円程度ですが、高いところなら10万円近い金額を補助してもらえるところもあるのです。平均してみると、1万円から2万円くらいのところが多い傾向にあります。 社員寮と家賃補助の両方の制度を設けている会社もあるため、社員寮の条件などを考慮した上でどちらか選ぶといいでしょう。相部屋など社員寮の条件があまり良くない場合には、自分でアパートなどを借りて家賃補助を受けるといった具合です。

いずれの場合も、募集要項には詳細な金額や対象となる条件などが記載されていないことが多いです。その場合、説明会などに行ったときに詳しいことを聞いてみるのがいいでしょう。地方出身の人を積極的に採用したいと考えている人事担当者なら、詳しく教えてくれます。また、内定が決まってからも確認しておくといいでしょう。独身者用の社員寮だけでなく家族で住める社宅も設けている会社なら、結婚してからもかなり助かるかと思います。

正社員以外の求人も含めて探してみよう

社員寮や家賃補助のある会社を中心に転職活動をしてみると、採用に漕ぎ着けるのはなかなか厳しいと感じる人が多いでしょう。社員寮のある企業というのは大企業が中心であるため、転職するには相応の経歴や専門能力が必要になります。月並みの経歴しかない人の中には諦めてしまう人もいるでしょう。

しかし、求人の探し方を少し変えてみれば、社員寮ありで比較的採用されやすいところも見つかります。これまで正社員の求人のみを探していた人は契約社員やアルバイトなどの求人にも目を通してみましょう。職種や業種などに関しても幅広く探してみることが大事です。そうすると社員寮のある企業の求人で採用されやすいところが見つかるかと思います。人材不足が深刻化している職種や業種では、長く働いてもらえる人材を確保するため社員寮を設けているところが多いです。給料も高めのところが多く、特に年齢が若い人は、同年代で正社員として働いている人より年収が高くなることもあります。

正社員でないと不安に感じてしまう人もいるでしょう。しかし、非正規雇用で一定期間勤務した後に正社員として雇ってもらえるケースもあります。社員寮を設けている企業の場合には、人材の確保に力を入れているため、そういったケースが多いです。地方から都会に出て働きたいと考えているのであれば、社員寮付きの企業で非正規雇用から正社員を目指すのもいいかも知れません。企業によっては、社宅を設けているところも多いです。結婚した後も家族で住むことができます。

まとめ

地方から都会に出て働く場合、家賃はかなり大きな負担になります。社員寮や家賃補助のある企業なら、その負担が大きく軽減されて生活にゆとりを持つことができるでしょう。貯蓄もしやすくなります。食堂のある社員寮なら健康面でも安心です。社員寮付きの転職先がなかなか見つからない場合には、探し方を変えてみるのもいいでしょう。社員寮のある企業へ期間工として入社して、正社員への登用を目指すという方法もあります。