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企業説明会に参加して理解を深めよう!転職の際に説明会に行く目的とは

転職活動において、企業について知っておくことは非常に大切です。企業側も求職者に自社のことを知ってもらう目的で企業説明会を開くことがあります。しかし、ただ何となく企業説明会に参加するだけではあまり意味がありません。目的を持って参加する必要があります。ここでは企業説明会に参加する目的について解説して行きます。

合同説明会に参加する目的

合同説明会に参加する目的

合同説明会というのは、転職サイトの運営会社や地方の新聞社などが主催して行われ、複数の企業が参加する説明会です。大きな会場に多数のブースが設けられて、ブース内で各企業の人事担当者が説明を行います。ブースの大きさはさまざまで、数人程度しか入れないブースもあれば、100人くらい入れるブースもあります。参加する求職者は、会場内を自由に歩き回って、興味のある企業のブースに入って説明を聞くといった具合です。

合同説明会の運営費は参加企業が負担しているため、求職者は特に参加料などを徴収されることはありません。説明会の種類にもよりますが、基本的に事前の予約なども不要です。開始時間から終了時間までずっと会場にいなければならないわけではなく、途中から入場したり途中で退場することもできます。求職者にとっては気軽に参加できるのが特徴と言えるでしょう。

ブースに入って説明を聞いた企業の中で興味を持った企業があれば、応募をしてみましょう。説明をしてくれた人事担当者から、応募をするように案内されることもあります。その場で面接の日時を決めることもあるため、スケジュール帳を持って行きましょう。会社のパンフレットなどを渡されることも多いため、A4サイズの書類が入る鞄も持って行くのが無難です。

企業の説明を聞いた上で、やはり自分とは合わないと判断した場合には、応募をしなくても大丈夫です。説明をしてくれたことに対してお礼の言葉を述べた上で丁重に断れば特に問題ありません。人事担当者側も説明を聞くだけで応募しない人がある程度いることを十分承知しています。

また、合同説明会に参加するなら、できるだけたくさんの企業の説明を聞いて行きましょう。合同説明会に参加する目的は、自分の希望に合った企業を見つけることです。ブースに入ろうかどうか迷っている時間の長い人もいますが、少しでも気になる企業なら説明を聞いて行くのが得策でしょう。

合同説明会では参加する企業の業種はさまざまです。特定の業種に絞って説明を聞くのもいいですが、せっかく参加したならできるだけ幅広い業種の企業の説明を聞いて行くのがいいでしょう。新たな自分の可能性を見出せることもあります。これまで興味の薄かった業種でも、企業の説明を聞くことが興味を持つこともあるかも知れません。能力的または性格的に向いている業種も、自分で気が付いていないことも多いです。その業界についてあまり知らないため興味が持てなかったというケースもあるでしょう。

既に転職活動の方向性がはっきりと定まっている人の場合には、合同説明会には参加しても得られることは少ないかも知れません。そのような人の場合には、わざわざ時間を作ってまで参加しなくてもいいでしょう。

個別説明会に行く目的

個別説明会というのは、企業が1社のみで開催する説明会です。その企業に転職したいと考えている人が集まることになります。企業によっては、個別説明会へ参加していることが選考上必須になっていることも多いです。そのため、転職希望の企業の個別説明会が開かれる際には、積極的に参加しておきましょう。個別説明会へ参加していなくても応募できる場合もありますが、志が低いと受け止められてしまう危険性もあります。

個別説明会へ参加する目的は、選考上不利にならないようにするためだけではありません。その企業の業務内容について、より深く知ることができるためです。自分と合わない企業に転職することは、本人にとっても企業にとっても、良い状況とは言えません。自分と合っている企業かどうか見極めるには、企業についてより深く理解することが必要なのです。そのために個別説明会が役立ちます。

特に人事担当者以外の人の話を聞くことができる個別説明会には、ぜひ参加しておきましょう。現場で働いている人の声を聞くことで、実際に入社して働いている自分の姿をイメージできます。入社前に抱いていたイメージと実際の職場とのギャップも小さくなるでしょう。志望動機もより強固なものにすることができます。ただし、人事担当者しか来ない説明会の場合には、あまり有益な情報は期待できません。選考に関係なく、人事担当者しか来ない説明会にはあえて参加しないという人もいます。

まとめ

説明会は求職者が企業や業界に関することを知る大事なチャンスになります。企業に関して十分に理解を深めた上で面接に臨めば、印象もアップするでしょう。イメージと実際の職場とのギャップを解消し、早期離職の防止にも繋がります。説明を聞きながら、入社後に自分が活躍している様子をイメージしてみましょう。より自分に合っている企業を探して活躍する第一歩として、説明会を利用してみてはいかがでしょうか。