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転職がうまくいくしっかりとした志望動機とは?明確化した志望動機の伝え方

転職を成功させている人の志望動機には共通点があります。逆にいえば転職に失敗する場合の志望動機にも共通点があります。転職をうまく成功させるための明確化した志望動機の伝え方についてお伝えします。

志望動機欄は履歴書と職務経歴書の2つがある?

志望動機欄は履歴書と職務経歴書の2つがある?

職務経歴書を書いたご経験のある方なら、思い当たると思われますが、志望動機欄は履歴書にもあります。この時、職務経歴書に書いた志望動機を再度転記したご経験はありませんか?志望動機欄は同じなので、同じことを書くのは無駄ではないかとさえ思えてきます。それでも書く理由は、履歴書の志望動機も採用の要素だと思うからではないでしょうか。 実は履歴書は、採用者にかかわる保管書類として人事が保管しておくだけのものです。ですから、実際に面接で面接官が参考にするのは職務経歴書内の志望動機欄です。では、履歴書の志望動機は無意味なのか?と思われるかも知れません。

志望動機欄のない履歴書又は記入するならしっかりと

履歴書の中には、志望動機欄のない履歴書もありますので、それを選ぶのも1つの方法です。ですが、志望動機欄がある履歴書なのに、空白にしておくことはマイナスにつながるのでNGです。

志望動機欄のない履歴書はOK、けれど志望動機欄があれば空欄、マイナスの内容はNG

つまり、履歴書の志望動機に陳腐な内容を書いてしまうとNGだというわけです。そこでポイントをお伝えします。

履歴書の志望動機は一行で

つまり、履歴書の志望動機は箇条書きにして、全体で3行くらいにおさめるつもりで書き進めていくことがポイントです。実際には短くおさめることは難しいかもしれません。ですが、できるだけ伝えたい要点をしぼり、見やすさを意識することです。 採用側には履歴書がたくさん届いており、何枚もの履歴書を一気にチェックすることもあります。ある採用担当者は、一度に5枚の履歴書を見ておられました。長くダラダラと書いてある志望動機では読む気が失せてしまい、マイナスの印象となってしまうでしょう。興味深い履歴書内の志望動機は、簡潔さが必要です。箇条書きくらいに短く納めてあれば、自己PRにもつながるでしょう。 ということは、志望動機の内容は職務経歴書を凝縮したものにすればいいのではないでしょうか。職務経歴書の志望動機にかかわるインデックスを、履歴書の志望動機欄に書いておけばいいのです。または、履歴書の志望動機を職務経歴書で掘り下げて深く書いているという内容でまとめればいいのではないでしょうか。志望動機の書き方のパターンを大きく2つに分けてみました。

  • パターン1:職務経歴書のいくつかの伝えたい内容をそれぞれ1行でまとめたもの
    →複数の箇条書きが作れるはずです。
  • パターン2:企業に関する志望動機を数行でまとめあげたもの

ここで、パターン2.の企業に関する志望動機について、まとめあげるためのポイントをお伝えします。

ポイントは3つ~理由を志望動機としてまとめあげる

採用担当者が知りたいのは、どうしてこの人はうちの会社を選んだのかということです。その理由に感動があれば採用側も納得するでしょう。

応募企業になぜ魅力を感じるのか

→応募企業の魅力を一行にまとめてみる。
→例)【自身が御社に魅力を感じた理由】〇〇。
→〇〇の部分は企業研究、企業見学や就職博で得たことでもいいですし、企業商品を使った実感でもいいでしょう。
→採用側が認識していることと一致でもいいですが、採用側が気付かなかった応募企業の潜在能力などを伝えられれば感動を与えられるでしょう。

応募職種になぜ魅力を感じるのか

→その企業のそのポジションでなければいけない理由を書く →自分が採用されたことによる、企業が受け取ることが出来るメリットを伝える。

思いっきり自己PR

→最後は自己PRで終わりにします。今までのキャリアを応募企業にどのように生かせるのか、どんな風に貢献していきたいのかを述べることで、熱意を採用側に伝えましょう。 職務経歴書と履歴書の志望動機は、短文、長文であるだけで同じことを伝えています。職務経歴書、履歴書、どちらから書きあげるのかは、好みの問題でしょう。

とにかく長くならないよう気を付ける

職務経歴書の志望動機欄と違い、履歴書の志望動機欄は箇条書きにし、短くまとめあげることをめざしましょう。いい加減な印象を与えないように、です・ます調は崩さないようにすることです。目安は志望動機欄の8割くらいにおさめきることです。見やすさと簡潔さを念頭において書いていきましょう。

職務経歴書内の志望動機の書き方は?

職務経歴書内の志望動機にも書き方があります。

  • 応募企業をよく研究していたという内容をアピールする。 そのために、企業が実施している製品情報、技術情報、CSR情報、最新ニュースなどからピックアップした事業内容を文章の最初に持ってくるといいでしょう。

    例)御社の強化されている〇〇プロジェクトに自身も参加したいと思い応募いたしました。

  • そのプロジェクトに参加する、つまり会社に入社することで、どんな風に自分は成長していきたいのか、その会社にどんな形で貢献していきたいのかをアピールする。

    例)御社の新規プロジェクトである〇〇の商品は、発売当初から利用しており、開発の志に感銘を受けていました。自身が前職で培った販売チャンネルを生かして、販売に貢献したいと思い、応募させていただきました。

  • 前職のキャリアが、応募企業の採用ポジションにどんな風に生かせるのかを、実績をアピールすることとともに具体的に伝える。

    例)前職で自身が開発した企画商品は、リピート率80%を超え、販売実績も高く社内で表彰を受けました。実はこの企画、競合他社の商品を販売現場で手にした時に発案したものでした。常に新しい発想を取り入れながら、御社の商品の販売に貢献していきたいです。

企業のメリットを第一に志望動機も考えていく

職務経歴書における志望動機は、自分の持っている能力が相手にどれだけ役に立ち、売上に貢献できるのかをアピールをする部分です。自分がもしその会社で働いた場合、どのようなメリットが相手にあるのか、具体的に伝える事を心がけましょう。そのためにも、応募する会社の募集要項、ウェブサイトを調べ、どのような人材が求められているのかを調査する事が必要です。相手の求める条件を自分がどれくらい満たしているのかを説明する事ができれば、転職活動もスムーズになるでしょう。