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転職お役立ち記事

スキルアップやキャリアアップを転職理由にする人の面接での伝え方

積極性や意欲をアピールする内容として、転職においてはスキルアップやキャリアアップを応募理由とすることがあります。ですが、伝え方1つで十分な自己PRにもなれば、インパクトを残せないことも。スキルアップやキャリアアップを自己PRにつなげるためのポイントをお伝えします。

スキルアップ&キャリアアップは表裏一体

スキルアップ&キャリアアップは表裏一体

スキルに対して、キャリアは経歴や経験というイメージです。

スキルがあってこそのキャリア

例えば、資格を持っていても仕事で使わないとキャリアアップは図れません。せっかく歌詞を覚えても歌が下手なのでカラオケで歌わないと、忘年会で歌うには、まだまだ自信が持てないというイメージです。この時、歌詞を覚える、歌を上手くするという行為はスキルアップであり、カラオケで歌うことや忘年会で歌うことはキャリアアップとなります。 スキルアップはキャリアアップのための道具であり手段です。キャリアアップのためにはスキルアップは欠かせません。そして、スキルアップだけをしてもキャリアアップにはつながらないというわけです。

目的はキャリアアップ

目的はキャリアアップで、スキルアップではありません。ですがどちらも重要です。どの仕事もキャリアアップのためにはスキルをつけていかなければいけないからです。 スキルアップについては、専門知識である場合もあれば、仕事を遂行する上で知っておくべき基本スキルなど、スキルアップにも様々な要素があります。面接では自分はどのスキルのことを言っているのか、キャリアアップを重視しているのかなど伝え方の工夫をしていきましょう。

スキルアップやキャリアアップを志望動機とする場合のコツ

スキルアップやキャリアアップを転職理由として掲げると、積極性、チャレンジ精神、開拓精神、知的好奇心などがアピールできます。ですが、スキルアップやキャリアアップを履歴書の志望動機に書いたり、面接で伝えたりする応募者は多いのです。なので、ただ漠然とスキルアップがしたいと伝えたところで、自己PRとなるのかは疑問です。

アピールのコツ|スキルアップの素材づくりが出来ていること

未経験の場合は、スキルは保有していないところから始まりますので、スキルを身につけたいという意気込みだけでも十分アピールにつながります。 そうでない求人の場合は、仕事に必要なスキルを応募地点で保有しているのか、ある程度保有しているのかを考えましょう。スキルを保有しているのか、これから身につけたいと思っているのかを伝えましょう。 ある程度、転職先の仕事に関するスキルを持っておられる場合は、転職先での仕事の実践によって、自分のスキルアップがより図れることをアピールしましょう。この時企業としては、この人に任せられるかが不明です。なので、応募者としてはスキルアップを図るための土台づくりをアピールしておくのがコツです。 例えば未経験OKのデザインの仕事やHP作成の求人があったとしましょう。応募動機としてのアピール構成例です。 未経験可と書いていなくても、スキルの勉強をさせてくれる会社もあります。その場合は、スキルを学び同時にキャリアを積みながら会社に貢献していきたいという風に伝えていきましょう。

具体的なことを述べられるか?

会社としては、この人は退職理由や志望動機がスキルアップやキャリアアップだと述べているが、実は他の理由だったのではないか、そう思われないようにしたいものです。キャリアアップやスキルアップを掲げる時、いくつか補足しておかなければいけないこともあります。

応募した転職先でないといけなかった理由

他の会社でもよかったのではないかと思われてしまわないようにしましょう。

前職ではスキルアップ出来ない事情

スキルアップやキャリアアップについて、前職でなぜ実施出来なかったのかを具体的に伝える。

スキルアップで、会社にどんなメリットを与えられるのか

スキルアップだけを掲げてしまいますと、この人はスキルアップが達成できたら、また他の企業へ転職してしまうのかと思われてしまいます。 なので、スキルアップをしたあとキャリアアップをし、結果、転職先の企業の利益にマッチさせることを伝えていきましょう。そのためには、応募先の業務についての研究も必要になってきます。

前職に絡めて伝えること

転職動機としてのスキルアップやキャリアアップは突然思い立ったと思われないようにしましょう。前職時代から転職応募先企業でのスキルアップ内容について、興味があった、実践したいと思っていたなど伝えることが必要です。いくつか具体例をあげてみましょう。

マーケティング職の場合

前職はデパートでの売り子でした。商品を販売している中で、商品がバイヤーによって選択され、その売れ行きはバイヤーによって変わることが分かりました。また、売りさばいていた商品は、他のイベントやブースでも販売されていることを知り、商品が売れるのも売れないのもマーケティング力にかかっていることが分りました。その後、自分は売り子をしながらマーケティングについての基礎知識を独学で学びました。マーケティング職の募集をしていた転職先で、マーケティングで貢献したいと思います。

経理職の場合

前職は営業職でした。営業は販売すればいいだけではなく、代金の回収についても知識を要しました。その中で、売上げから回収までの領域で仕事をしていましたが、それにとどまることなく、会社全体の利益を把握する経理の仕事に興味を持ちました。簿記の資格を取得したので、転職先で生かしたいです。

同業種の場合

例えば、経理から経理への転職の場合、会計事務所への転職は難しいとされています。こんなスキルアップの理由はいかがでしょうか。 前職も経理でしたが、有価証券の専門部署にいたので財務の全体像に接する機会がありませんでした。トータルで月次決算ができる転職先でスキルアップしたいです。 同業種から同業種へ転職の場合は、仕事の幅を広げたいという理由を述べるといいのではないでしょうか。

まずはキャリア構想そして必要なスキルの構築

まずは、転職先でどんな風になりたいのか、貢献できることをイメージすることですね。そのために、自分には何が必要なのかを知り、必要であればスキルを学んでいくことです。転職先でスキル学ばせてもらうことで、キャリアアップを図り貢献したいと自己PRしましょう。