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その他専門サービス
建築設計業
【建築設計業 業界動向】
 建物を建築する上で、計画から間取り、設計、見積のチェック、工事の監理、検査など、あらゆる段階において手続や相談、助言といった業務を行うのが建築士の役割である。建築設計事務所の開設は、1名以上の建築士が所属していれば可能であり、その区分は1級、2級、木造に分かれている。

1級は国家資格であり、試験に合格することで国土交通大臣の免許を受ける。2級ならびに木造は同じく試験の合格によって都道府県知事の免許を受けることになる。「サービス産業動向調査(総務省統計局発表)」によると、平成25年現在で「建築設計業」の総収入額は約3兆0415億円となっている。

元1級建築士の構造計算書偽造が絡んだ耐震強度偽装問題で、全国のマンション住民やホテル経営者にその被害が広がった件による業界のイメージならびに社会的信用の低下は免れない状況にある。また昨今では、マンションが傾斜した問題で施工報告書のデータが一部偽造され多くの被害住民を生む結果となり、詳細については未だに不透明な部分も多いことから、需要に対する深刻な影響が今後しばらく続きそうなことも心配される。

国土交通省も、住民に対して大きな不安を与え、内部のずさんなチェック体制も明らかになった状況を深刻に受け止め、大幅な法整備や監視体制の強化などに乗り出している。一部の人間による不祥事とはいえ、顧客にとっては多額のコストを費やして手に入れた住居をめぐるトラブルだけに、今後の生活への影響や精神的負担も非常に大きい。不動産事業全体の不信感につながる問題だけに、一刻も早く健全な業務遂行が保証できる体制をつくり上げ、国民の信用回復に向けた動きが始まるのを待つしかない。

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