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キャリアデザイン発想法(生き方ルールブック)

8 タイムマネジメント


8.1 タイムマネジメントのポイント

(1)タイムマネジメントはスケジュール管理ではない

 ビジョンや目標が明確になり、それらを達成するための今後の自分の課題が明らかになり、その課題を実行するための計画が出来上がっても、それだけではビジョンや目標は達成できません。計画は実行されてはじめて意味があるのです。
 そして計画を実行するということは、1日24時間という時間をどのように使用するのかということです。言葉を変えれば1日24時間をどのようにマネジメントしていくかということなのです。
 的確なタイムマネジメントをするためにはまず現在の時間活用の実態を正しく把握することが大切です。そのためには、6−3でやったような実時間の分析をするのが一番です。その上で自分の時間活用上の問題点、改善点を明らかにして、1つひとつつぶしていくしかありません。
 そして案外重要なことは、自分なりのタイムマネジメントのツールを持つということです。これは手帳でもよいし、システムノートでも何でも良いです。ただしタイムマネジメントとスケジュール管理はまったく別物だということを理解してください。
 タイムマネジメントは単にスケジュールを管理することではなく、それには自分の基本的価値観や将来ビジョン、あるいは中長期の目標や重点課題等をマネジメントすることも含まれるのです。自分なりのツールを用いて、いつでもこれらを確認し、自分の目標達成への意識づけや動機づけを行えるようなツールを工夫してみてください。

(2)タイムマネジメントのコツは細切れ時間の活用

 タイムマネジメント研修等で時間活用の現状を分析するとさまざまな問題点が出てきます。その中でも「勉強時間が少ない」「運動時間が少ない」はだいたいどの研修でも出てくる問題点です。
 このような問題点を自覚している人の話を聞くと「なかなか勉強や運動をする時間が取れない」という答えが返ってきます。確かに忙しい毎日の中でまとまった勉強時間や運動時間を捻出するのはなかなか難しいことです。しかし世の中にはそのような状況の中でも毎月10冊近い読書をする人もいるわけで、逆にそのような人の話を聞くと、まとまった読書時間をとって本を読んでいる人は案外少ないようです。彼らがうまいのは、細切れになった隙間時間の使い方なのです。
 私たちの生活の中では、ちょっと移動をしたり、何かを待ったり、仕事と仕事の切れ目等にいろいろな隙間時間が発生します。これらは、1つひとつは数分から数十分の細切れ時間であることが大半です。従って、これらの時間はあらかじめスケジュールとして見込んでいることがなく、スケジュールに組み込んでいないと、その時間に何をするかがあらかじめ計画されていないということになります。だからその時間を無為に過ごしてしまうことが多いのです。
 このような計画化されていない細切れになった隙間時間も積み重ねていくと、実は結構大きな時間になるのです。1日10分でも1週間で70分、1ヶ月ではおよそ280分つまり5時間近い時間になるのです。1年間では60時間近い時間です。この隙間時間を使うだけでも1ヶ月に数冊の本を読めるだけの時間が捻出できるのです。
 例えば私たちにとっては5分という時間はほんのわずかな時間で、とてもまとまったことなど出来やしないと考えてしまいがちです。しかし普通の成人は5分あれば約1500メートル走ることができます。そう考えるとそれなりのことが出来る時間だと考えることも可能になります。短い時間だからといってはなから諦めないことが大切です。
 どうせわずかな時間だからまとまったことなど出来やしないと考えて、結局何もせずにその5分を無駄にしてしまうのか、たとえわずかでも何か自分のために使用するのかでは、長い時間の中では大きな差がついてくるのです。
 「時間を大切にする」ということは、1時間も1分も同じ価値であると考え、それぞれの時間の長さに応じて、それぞれの時間を有効に活用するということなのです。細切れ時間だからといって無駄にしてしまう発想は、実は時間を大切にしていないということなのです。是非、自分の全ての時間を大切にしてください。

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