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キャリアデザイン発想法(生き方ルールブック)

3 自分を取り巻く環境の分析


3.4 環境からの影響と環境への働きかけ

(1)環境は自分に影響を与えるものだ

 私たちを取り巻く環境は、地球環境、国際環境のような大きな環境から、家庭や職場のような身近な環境まで、大小さまざまな大きさがあり、その大きさに応じて私たちにさまざまな影響を及ぼしてきます。
 大きな環境の影響は一個人にはほとんど関係ないという影響か、もしくは戦争に巻き込まれる、税金が高騰する、のように非常に大きい影響を及ぼすか、およそどちらかかと思われます。
 逆に身近な小さな環境の影響は当事者にとっては大きな影響でも、少し離れてしまえば何の関係もないという影響が多いと思われます。
 また一般的には、大きな環境がその内部に包含されるより小さな環境に影響を与え、それが連鎖反応のように、より小さな環境に伝わるとも言われています。これはシステム論という考え方で、それによると「社会は全体として大きなシステムであり、それはまた幾つかのサブシステムにより構成される。その大きなシステムの影響は、内部のサブシステムに対して影響を与える」というようなことが言われています。

 何だか小難しい話になってしまいましたが、何が言いたいかというと、私たちは何となくこのシステム論のような認識を共有しており、自分たちは社会という大きなシステムから見れば、その構成要素としてのほんの小さなサブシステムであり、いつでも社会というシステムの影響を受けて、そのたびにさあどうしようという対応を迫られるものだというように考えてしまっているということなのです。
 私たちの人生の多くの場面はほとんどこの認識の通りに推移しています。その結果、どういう生き方の姿勢が形成されるかというと、環境は自分より大きなものであり、環境には影響されるものであり、環境変化に対しては対応しなければならないというような受身的、後追い的な姿勢が形成されてしまうのです。

(2)自分は環境を変えうるのだ

 ここでもう一度システム論に戻ると、実はサブシステムはシステムからの影響を一方的に受けるだけでなく、逆に上位システムに対して影響を与えうるものだと言われています。つまり私たちも社会のサブシステムであることは事実であり、従って上位システムから一方的に影響を受けるだけでなく、上位システムに対して影響を与えうる存在だということになります。
 そこでまず分かってほしいことは、環境というのは一方的に自分に影響を与えるだけでなく、自分が環境に対して働きかけ、その環境を変えうる力を自分は持っているということです。環境は自らが働きかけることにより拓かれのだという認識を持つことは自分のキャリアをデザインするときには非常に重要な要素の一つです。
 特に身近な家庭環境、職場環境などはまさにこの「自分にも変えうる環境」だということを考え、家庭からの自立、新しい仕事の機会の開発等、自分のキャリア・アップを考えてほしいと思います。

(3)もっと大きな環境も変えうる

 私たちは社会とか国家とか、大きな環境に対しては、それを変化させることに対して強い無力感を持っています。自分ひとりの力で大きな環境を変えるなどということは無理だと誰もが思っているのです。実はここに罠があるのです。
 例えばタバコを吸う人が、自分ひとりが「ポイ捨て」をやめても、どうせ街はきれいになりはしないと考え、ポイ捨てをやめなければ、街は永久にきれいになりません。しかし大勢の「自分ひとり」が無力感に陥ることなく「自分ひとりでも」ポイ捨てをやめようと考えたら、街はすぐにでもきれいになるのです。
 私たちは自分のキャリア・アップのために身近な環境を変えよう、その環境から自由になろうと考え、それを実行に移すという思考、発想と行動力を持ちうるならば、その思考、発想、行動力をほんの少し大きな対象に向けるだけで、自分の生活するもっと大きな環境も変えうることが出来るのです。そしてこのような思考、発想、行動が出来ることが、究極の自己実現を手に入れることにつながるのです。

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