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転職サイトPROSEEK > 転職コラム > キャリアデザイン発想法 > 3.3 社会環境の変化

キャリアデザイン発想法(生き方ルールブック)

3 自分を取り巻く環境の分析


3.3 あなたが考える社会環境の変化

(1)社会環境を見る視点

 人は社会の環境から自由には生きられません。どんなに能力のある人でも大きな環境の影響から逃れることは出来ないのです。逆に言えば、生きる能力の高い人は、さまざまな環境に対応しながら生きる力に長けているということが言えます。
 あなたがこれからのキャリアを考えるに当たっても、自分自身のことを第1に考えながらも、これからの社会環境を考えないわけにはいかないのです。それではこれからの社会環境はいったいどんな風になるのでしょうか。
 これからの社会環境を考えるに当たってまず重要なことは、自分の人生との関係性を常に念頭において考えるということです。あなたに社会評論家や経済評論家のようにこれからの社会環境を考えて欲しいとは思いません。今後の社会環境が自分の人生やキャリアにどのような関係があるのだろうか、どのような影響があるのだろうか、という視点で考えて欲しいのです。
 ここでは今、キャリアについて考えるとき一般的に大きな影響を及ぼすと考えられる社会の環境変化を例示しましょう。
まず日本人の平均寿命が延び、人生が80年ほどの長さになっているということです。もちろんこれは平均ですから、何才まで生きるかなんていうことは誰にも分かりません。しかし昔のように平均的な人生が50年という時代ではないことは間違いないようです。
平均寿命の延びが今後のキャリアを考える時になぜ重要なのかというと、自分は何才まで働くのかということを考えざるを得ないからです。また日本の年金制度は破綻しかかっていて、皆さんがシニアになる頃には今までの高齢者と同じような年金生活が出来るかどうか大いに疑問です。ということはかなり自己防衛的に自分の人生は自分の仕事で支えるのだという考えを持つ必要があるということです。
だからこそ自分は何才まで現役で働くのかということを考えておく必要があるのです。ところが、自分が働きたいと思っても、働く能力と機会があるかどうかは別問題です。この「働く能力と機会」のミスマッチを避けることがまず第1に必要なことです。

(2)キャリアデザインは多段式で考える

キャリアデザインで最も重要なことは、今、目の前の仕事をどうするかということではありません。今からの仕事をベースに、これからその上にどのようなキャリアを蓄積し、その蓄積効果によって「働く能力と機会」のミスマッチを避けるということなのです。
例えて見ると、今、目の前の仕事をどうするかという発想は、一段式ロケットをどのようにして打ち上げるかということです。一段式ロケットはその燃料が燃え尽きたらもう飛ぶことは出来ません。
それに対して多段式ロケットは1段目のロケットの燃料が燃え尽きると、2段目のロケットが点火し、継続して飛び続けることが出来ます。
キャリアデザインとは、長く飛び続けることが出来るように、人生を多段式ロケットで飛ぼうということなのです。「働く能力と機会」のミスマッチを避けるということは、言葉を変えるといつでも飛行できる状態であり続けるということなのです。
人生80年という長さは、一段式ロケットで飛びきれる長さではありません。1段目のロケットで飛んでいる間に、どのようにして2段目のロケットに燃料を充填するかということを考えてください。

(3)「あなたの専門は何ですか?」の答えを見つける

 さて、これ以外にも重要な社会環境の変化としては、高度専門化社会の到来があげられます。これはいつでも「あなたの専門は何ですか?」ということが問われる時代が到来するということです。さあ、今のあなたはこの問いに対してどのように回答しますか。また将来はどのように回答したいですか。将来の回答を得るためにどうするか、これがキャリアを考えることにつながるのです。
 ここでは2つの大きな社会環境の変化をご紹介しました。これ以外にも「中国の経済成長(これはますます日本人の雇用機会を奪うことになるかもしれません)」「さらなる国際化の進展(日本国内で働くことだけを考える必要がなくなるということです。あるいは仕事をするのに外国語が不可欠になるかもしれません)」等が考えられます。
 以下、同様に皆さんなりに自分との関係を押さえつつ、社会環境の変化を分析してみてください。

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