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映像・音声・出版
広告制作業
【広告制作業 業界動向】
 広告制作はもともと広告代理店の仕事とされてきたが、広告という文化が社会的に認知され、制作においてもオリジナリティのある発想や高度な技術が織り込まれるようになった流れの中で広告制作を専門にした事業所が増えていき、現在では外注化の傾向が強くなっている。日本標準産業分類においては「主として印刷物にかかる広告の企画、制作を行う事業所」と定義され、広告業ではなく専門サービス業としての扱いとなっている。

 企業や団体の宣伝や新商品のPRなど、自社の収益につなげる効果を狙う手段として使われる広告だが、優れた能力を持つ制作者が増え、企画力や創造性の高い作品が次々と生み出されていったことで、広告を単体の芸術として捉える動きが出てくるようになる。優秀な広告を表彰する「広告大賞」などのコンペティションも数多くあり、1つの芸術産業としてのアイデンティティもすっかり確立された。

 個人消費を上昇させ、景気回復へとつなげるプロセスにおいて広告の果たす役割は極めて大きい。最近では1日限定で放映、掲載する広告や、電車の車両すべてを同一の広告で埋めつくす手法など、内容だけでなく表現のコンセプトにも趣向を凝らしたものが多くなっているが、一方で誇大な表現や虚偽の表記など、実際のサービスや事業内容が広告の記載と違うことで消費者からの苦情が発生するケースもある。

 ITの発達によってCGなどの効果を駆使した広告も最近では当たり前のように目にするが、独創性やインパクトなど、広告に求められる要素が年々変化し、かつ高度化している中にあっても、消費者に対して正しい情報をありのままに伝えるという大原則を守った上での制作が望まれる。

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