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転職サイトPROSEEK > 転職コラム > キャリアデザイン発想法 > 5.6 10年後のビジョン

キャリアデザイン発想法(生き方ルールブック)

5 人生の将来展望を描く


5.6 10年後のビジョンと5年後のビジョン

(1)10年後のビジョンのイメージ

 今までビジョンについての考え方やその作成方法について説明をしてきました。その知識を利用してビジョンを描こうと思い立った方は、10年後と5年後の2つのビジョンを作ると良いでしょう。そうすることにより、はるか遠い将来の到達点と、その中間の通過点を確認することができ、これからの人生の大きな構造が見えてきます。
 はじめに10年後のビジョンを描くと良いでしょう。10年後となると予想や予測の及ばない未来になるので、どうしても自分の夢や希望をベースに考えざるを得なくなりますが、ビジョン作りはこれで良いのです。10年後はどうなるだろうかという発想、予測ではなく、こうなりたい、こんなことをしたいという願望ベースで考えてください。
 また10年後のビジョンを描くときには、大きく仕事関係のビジョン(キャリアビジョン)とそれ以外の人生や生活全般に関わるビジョン(ライフビジョン)を描き分けると良いでしょう。こうすることにより10年後にはどんな生活基盤を形成し、その上にどんな職業人生を構築したいのかという全体像が見えるからです。
 ライフビジョンに関しては、誰とどんな生活空間で過ごしどんな生活様式を実現していたいのか、どの程度の生活水準を実現したいのか、ウィークデーや週末はどのように過ごしていたいのか、地域社会とはどんな関わりを持ちたいのか、その頃の生活信条は何か、といった人生や生活全般に関わる願望を描きます。
 キャリアビジョンに関しては、どんな会社、組織の中でどんな仕事をしていたいのか、どんな役割を果たしていたいのか、どんな人間関係の中で仕事をしたいのか、といった仕事、職業人生に関わる願望を描きます。
 繰り返しになりますが、10年後のビジョンは、あくまでも願望ベースで描いてください。また実現の可能性よりも、自分にとっての魅力度に注意をして描いてください。実現できるか出来ないかということよりも、このビジョンを追求することがどれだけ自分にとって魅力的であるかの方が重要なのです。

(2)5年後のビジョンのイメージ

 10年後に比べると5年後はある程度の予想、予測が可能なので、気をつけないと「5年後はこうなるだろう」とか「5年後はこんな仕事をしているのだろう」といった予想、予測発想が容易に出てきてしまいます。
 しかしビジョンはあくまでも願望ベースで描いてください。これは5年後のビジョンについても同様です。ただし10年後に比べればよりイメージしやすいので、できるだけ具体的に描くことを心がけてください。
 またキャリアデザインという観点から考えるならば、5年後のビジョンは仕事に関わるキャリアビジョンだけで良いと思います。ライフビジョンは10年後のイメージを描いておけば十分でしょう。
 キャリアビジョンの中身としては、5年後にやっていたい具体的な仕事の内容、そのころの自分のポスト(地位や肩書き)、所属組織、具体的な人脈、到達していたい専門性のレベル、保有していたい資格、収入レベル、これらを出来るだけ具体的に描きます。しかもあくまでも願望ベースで描きます。
 このときの仕事の内容や所属組織に関しては、いま存在する仕事や組織であるかどうかは問いません。まだない仕事、組織であってもかまいません。あくまでも願望ベースです。

(3)5年後のビジョンと10年後のビジョンの関係を押さえる

 こうして両方のビジョンが描けたら、その2つを以下の4つの視点で点検し、両者の相互関係を図式的に確認してください。これらの意味合いは次の第7節でお話します。
1)10年後のビジョンは5年後のビジョンの延長線上にある
2)10年後のビジョンは5年後のビジョンと方向はほぼ同じだがまったくの延長線上ではない
3)5年後のビジョンは10年後のビジョンへの道筋の上にはなく、やや遠回りした迂回路のような道筋に乗っている。
4)5年後のビジョンと10年後のビジョンはまったく違う方向にある。

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