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キャリアデザイン発想法(生き方ルールブック)

7アクションプランを作る

7.2 行動の5W2Hの明確化

行動計画をできるだけ具体的に作成するためには5W2Hを明確にすることが有効です。そうすることにより、計画が途中で挫折してしまったり、計画に対する取り組み姿勢が衰えてしまうことも防止することができます。それでは5W2Hの1つひとつをみていきましょう。

(1)What

これは「何を行うのか」を明確にすることで、イコール「実行課題の明確化」ということです。第1回から今まで説明してきた1つひとつのステップを踏むことにより、おのずと明らかになってくると思います。

(2)Why

自分が実行しようとする課題に対し、「何故その課題を実行するのか」という理由、根拠がWhyです。これがハッキリしていないと、やがてその課題実行に対するモチベーションが低下し、やがてどうでも良くなってしまいます。
また日常の忙しい生活の中で、ついつい目先の問題に目を奪われそうになったとき、改めて自分にとって重要な課題に目を向けさせるために、自分にとってその課題を実行することの必然性を確認させてくれるのがこのWhyです。

(3)When

これはその課題を「いつ」あるいは「いつから、いつまでに」行うのかという、時間や時期、期間に関する問題です。
毎朝実行するのか、今年の夏に実行するのかといった「実行時間・期間の明確化」や、年内に実行に着手するのか、来年中に終わらせるのかといった「実行時期、実行期間」を明確化することは行動計画上、不可欠です。
これは、それぞれの課題の特性をよく理解し、各課題ごとにいつ実行するのが最適なのか、ということを判断することが大切です。物事には潮時というものがあります。さまざまな環境条件や自分自身の気持ち等の熟し具合を見ながら考えることが必要です。場合によっては潮時を優先させて行動計画を修正することがあっても良いでしょう。

(4)Who

これは基本的には「自分が」実行するということですが、課題によっては誰かといっしょに実行するということもあります。そのような、課題の実行主体や行動のパートナーを明確化することも重要です。

(5)Where

これは課題の「実行場所」を表します。ビジネス能力の向上を課題にしたとして、それをどこで行うのか、例えば自宅で専門書を読むのか、どこかのビジネススクールに通うのか、友達と会議室を借りて勉強会をやるのか、といったことです。
自分の活動場所、活動空間がイメージできないために、行動計画が滞ってしまうことが良くあります。

(6)How to

これは「課題の実行手段」です。例えば自己啓発課題に対し、読書か、通信教育か、通学コースかといった方法手段の明確化です。さまざまな方法、手段の中から最適なものを選ぶことが重要です。また計画で決めたからということに過度にとらわれない柔軟性も必要で、状況に応じて方法手段を変えるという柔軟な対応も大切です。

(7)How much

これは課題遂行に関する「費用の見積」です。私たちが何かをやろうと思うと、ほとんどの場合さまざまな形で費用が発生します。本を買うのにもお金がかかりますし、通信教育で勉強するにもお金がかかります。喫茶店で勉強会をやるにもお金がかかりますし、どこかへ行くにもお金がかかります。

このような費用の見積をしっかり行い、その必要資金を準備していなければ、やがて資金が底をつくことによって課題遂行が止まってしまいます。このように、しっかりとした行動計画を作るには5W2Hの明確化が不可欠です。あなたも5W2Hのつぼを押さえて計画の作成、実行の達人になってください。

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