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転職サイトPROSEEK > 転職コラム > キャリアデザイン発想法 > 4.2 仕事・会社の二者関係

キャリアデザイン発想法(生き方ルールブック)

4 キャリアに関わる「関係性」の分析


4.2 仕事、会社の二者関係は?

(1)2つの円のベン図を描く

 次のベン図は仕事と会社の二者関係分析です。
 自分という円がありませんが、それはこの2つの関係分析が出来たら、オプションとして3つ目の円を重ねてみてください。
 前回の自分と家族との関係分析と同様、仕事と会社のベン図も大別すると3種類です。
 まず一般的に見られるベン図は仕事の円と会社の円が部分的に重なっている絵です(第1の絵)。また会社の円の中に仕事の円が含まれるケースと、その逆のケースも見られます(第2の絵)。ちなみに第1の絵を描いた人は、それが強いて言えば第2の絵のどちらのケースに近いかを考えてみてください。
 まず第1の絵は自分の思い描く仕事に対し、会社の中の仕事はその一部分しか充たしていないという認識を表しています。自分にはこの会社の中の仕事では収まりきらない、自分なりのもっと大きな仕事のイメージを持っているということです。
 このような関係性の認識を持っている場合、会社の中の仕事をある程度、理解、経験すると、飽き足りなさを感じます。つまりこの会社でこれ以上どんなに仕事をしても、自分の想い描く仕事の全てを経験することが出来ないと感じてしまうからです。
 その場合のキャリア・アップは会社を変えることによって自分の仕事という円の充足度が増していくか、会社の中でさまざまな仕事を経験することによって会社の円の充足度を増していくか、両方のキャリア戦略が考えられます。
 第2の絵はどちらが、どちらの円を含むかによって、その意味合いはまったく異なります。
 会社の円が仕事の円を含んでいる絵は、会社にはさまざまな仕事があって、自分はその中の1つの仕事を担当しているといったイメージです。このような関係性認識の場合のキャリア・アップは、その会社の中のまだ未経験のさまざまな仕事の経験を通じて、会社の円の中の自分の仕事の円を大きくしていくという方向が考えられます。
これは「仕事は変えても会社は変えるな」というキャリア戦略です。いわゆるその会社のキャリア組みと呼ばれる人は、このタイプのキャリア・アップを受け入れがちです。
 一方、仕事の円が会社の円を含んでいる絵は、会社の中の仕事は自分の想い描く仕事の一部であり、この会社の中の今の仕事にどんなに習熟しても、自分の描く仕事の全体を充たすことにならないという関係性の認識を表します。
 例えばマーケティングの仕事を極めたいという仕事のイメージを持っていると、1つの会社で経験できるマーケティングの仕事は、マーケティングの一部分であり、それ以上の広がりは困難です。そこで転職をすることにより、新たなマーケティングの仕事を経験すると自分の仕事の円の充足度は増します。
 これは欧米でのキャリア・アップ戦略の中心です。この場合は「会社は変えても仕事は変えるな」というキャリア戦略になります。いわゆる仕事のプロフェッショナル志向が強いと、このタイプを選択しがちです。
 結局、第1の絵も、その重なり具合の分析をすると、やがて第2の絵のどちらのタイプに近い関係性認識を持っているかということが明らかになってくるのです。そして、そのタイプによって、今後のキャリア戦略が大いに変わってくるのです。

(2)仕事の円と会社の円が重ならない

このベン図で、仕事の円と会社の円がまったく切り離されてしまった絵になった場合は、自分にとっての仕事と、自分のイメージする会社がまったく関係がないということなので、それはもう関係分析の対象にはなりません。
 仮に自分が今ある会社に勤めていてこんな絵になってしまったら、その人は自分の求める仕事を中心に考えて会社を変えるか、会社を中心に考えて、自分の求める仕事のほうを変えるかしか選択肢がありません。つまり自分にとっての仕事はこの会社にはないということが明らかになったわけです。
このような絵を描いた人は、是非、第2の絵の解説を参考にして、自分の関係性認識を形成してもらいたいと思います。

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