物流業界の就業者数は、平成29年就業構造基本調査によると3,434,300人で、男女別でみると男性が2,742,900人、女性が691,400人とまだまだ男性が多いのが現状です。年齢別にみると40代、50代のベテランが多く、次に働き盛りの30代が多いようです。就業人数で男性が多い理由として重い荷物を運んだり肉体労働のイメージが強いところが、原因の一つとも考えられます。ドライバー職の場合、働く会社によっては肉体労働が多くなる場合もありますが、その他にも色々な職業がありますので、「物流業界のお仕事」では物流業界の職業についていご紹介していきます。
物流業界の営業職は、提案営業がメインになるようです。様々物流課題をもっている顧客に対して、売上拡大に向け更なる物流合理化の提案や他部署との連携強化などの提案をおこない課題を解決していきます。幅広い活動を行うため知識・スキルのアップがみこめます。世の中に必要不可欠な「物流」の提案ですので、やりがいを感じられるはずです。
倉庫管理は顧客からお預かりしている大切な商品の入出庫の管理を行います。入庫では「荷物の仕分け」「入庫伝票の確認」をおこない。出庫では「品出し(ピッキング)」や「検品」「梱包」「出庫伝票」の確認などをおこないます。正確性はもちろんスピートや商品の状態をキープする繊細さも求められるお仕事になります。
トラックドライバーの働く環境は、以前に比べ非常に働きやすい環境が整ってきています。ドライバー不足もあり、物流業者がドライバーの獲得に力をいれています。月給は18万〜22万にプラス残業代が付くのが一般的なようです。女性の割合が少ないイメージがありますが、近年では環境改善の効果もあり徐々に増えてきているようです。
物流業界の事務は、主に伝票処理など受注から発注までの処理が主な仕事内容になります。その他には電話対応や来客対応などもあり、会社の規模にもよりますが、ドライバーがスムーズに仕事ができるよう配送ルートなどの運行管理も行う事がありコミュニケーション能力やマネジメントのスキルが身につくようです。